紙ンバック
プロジェクトって?

紙ンバックプロジェクト(カミンバックプロジェクト)は、古紙をアップサイクルし、循環型社会の実現を目指す取り組み。

アップサイクルによって紙に再び命を吹き込み、魅力的なものに生まれ変わらせるプロジェクトです。
私たちはこの活動を通じて、一人ひとりが主体的に考え行動し、再生紙の新しい可能性を切り拓いていくことで、持続可能な地域共生と、循環型社会を目指します。
「カミンバック」は、紙が戻っていく(紙バック)と返り咲く(Come backカムバック)とをかけて生まれた言葉です。

紙ンバックプロジェクト

プロジェクト発足の背景

紙を作る機械「PaperLab」導入

2019年4月より、三浦工業株式会社と三浦ジョブパートナーが、紙を作る機械「PaperLab」を導入し、社内の使用済みコピー用紙からリサイクルペーパー(再生紙)をつくるリサイクル活動をスタートさせました。出来上がった再生紙は、コピー用紙や、名刺、ノートなどに生まれ変わり、それらの製品をまた社内で利用します。つまり、これまで廃棄されていた使用済みの紙が、「PaperLab」によって再生され、新たな活躍の場を与えられて私たちの元に還ってくるという仕組みです。紙の購入や使用済み用紙回収が不要になったことで、輸送時のCO2排出を押さえることができ、環境負荷低減に貢献できるようになりました。

一歩進んだプロジェクトへ

社内のリサイクル活動から
一歩進んだプロジェクトへ

こうした社内でのプロジェクト活動から一歩踏み出し、活動の幅を広げたのが、この「紙ンバックプロジェクト」です。
社内のメンバーだけでなく、パートナー企業と協力することで、古紙を価値あるものに変え、地域社会へ循環させていくことができるのでは…?そんな想いから、地域貢献の一助となるべく、様々な活動を行うようになりました。地元の学校への出前事業などを通じて、産学官民の交流や連携を活性化し、新たな取り組みが生まれる仕組みを創り出そうとしています。

SDGs

SDGs達成への貢献

紙ンバックプロジェクトにおいて、古紙からアップサイクル製品を作り出す「紙のリサイクル活動」を広めていくことは、環境への意識向上と、SDGs達成へ貢献しています。

また、多様な雇用機会を創出し、関わるすべての人たちが、楽しく、生きがいをもって働ける環境づくりや職域の拡大にもつなげてまいります。

紙ンバックプロジェクト
を支える技術

エプソン社製 PaperLab

水を使わずに(*)使用済みの紙から新たな紙を生産するPaperLabは、水の消費量やCO2排出量を削減し、木材資源を一切使用しない、新しい資源サイクルで地球環境の保全に貢献します。
(*)機器内の湿度を保つために少量の水を使用します。

私たちが始めた地域共生と環境への取り組みを多くの方に知っていただき、一緒に力を合わせませんか?プロジェクトへの参加や見学等をご希望の方はお問合せください。