三浦工業×第一印刷×今治.夢スポーツ
「紙ンバックプロジェクト」始動!
~今治明徳中学校1年生を対象に環境教育を実施~
2022年4月19日、三浦工業株式会社、第一印刷株式会社、株式会社今治.夢スポーツは今治明徳中学校にて、同校の1年生77名を対象に「紙ンバックプロジェクト」として出前授業とワークショップを開催いたしました。
校舎内に古紙回収ボックスを設置させていただき、生徒のみなさんが集めた古紙から再生紙を作り、アップサイクル品を寄贈します。
今回の紙ンバックプロジェクトは2部で構成されており、以下の内容で実施しました。
セッション1
- 出前授業
- 「しまなみアースランド」を管理運営する今治.夢スポーツによる出前環境教育PG 三浦工業・第一印刷による紙ンバックプロジェクト
セッション2
- ワークショップ
- 「明日からできるSDGsアクション」 (各クラスにて)
セッション1
セッション1では、前半に今治.夢スポーツより、「身近な環境とは何か」から始まり、地球環境についてのプログラムを行いました。
環境とは自分の周りのもの全てであり、人間が生きていくためには空気のグルグル、水のグルグル、食べ物のグルグルを壊さないライフスタイルを実践することが必要だということを、クイズも交えつつで楽しく学びました。
後半は、三浦工業と第一印刷より、紙のリサイクルの大切さを学びました。
紙の回収方法、アップサイクル品の紹介や、三浦工業の特例子会社「ミウラジョブパートナー」の仕事内容や雇用の創出についての取り組みも紹介されました。
しまなみアースランドの出前環境教育プログラム
三浦工業による講義
第一印刷による講義
セッション2
セッション2では、各クラスに分かれ、「明日からできるSDGsアクションを考える」と題してグループ単位でワークショップを開催しました。ここでは、3社のスタッフがファシリテーター(進行役)やサポート役を務め、生徒のみなさんには活発な意見交換としっかりとした発表を行ってもらいました。
ワークショップ「明日からできるSDGsアクション」の様子
セッション2後半では、「未来への手紙」と題して2030年に自身宛てに届く手紙についての説明も行いました。
なお、「未来への手紙」は回収した古紙のアップサイクル品の一部として生徒の皆さんに配布し、書いていただく予定です。
設置した古紙回収BOX
セッション1、2を終えて担当スタッフの感想コメント
今治.夢スポーツスタッフ
生徒の皆さんがしまなみアースランドの出前環境教育プログラムを熱心に聴くまなざしや、事後に書いてくれた感想から、弊社がお伝えした「循環」というキーワードをしっかりと理解してもらえたことが感じられ、本プロジェクトの良いスタートを切ることができたと思います。今後、生徒の皆さんが、紙のアップサイクルに関わる体験を通じて、環境問題をより身近なこととしてとらえ、行動変容につなげられるよう、三浦工業様、第一印刷様、今治明徳中学校の先生方とともに尽力してまいります。
第一印刷スタッフ
国連の掲げる「SDGs」というスケール感の大きい言葉が世に広く浸透しつつあるなか、地元の企業やその取り組みを知ることで、生徒の皆さんには環境問題やそれらに対するアクションが自分たちの生活や環境と地続きの身近なものであると感じてもらえたと思います。セッション2で行ったチーム内でのディスカッションでは、問題解決のための議論を学ぶ機会にもしてもらえました。環境問題の専門家ではない我々もまた、生徒の皆さんと近い目線に立つことで、共に学びながらプロジェクトを進めていきたいと考えています。
三浦工業スタッフ
当初のPJでは、パートナー企業の方達と協力して一つのもの作り上げようと進めていましたので、自分たちが教壇に立ち、生徒の皆さんの前で講義やワークショップをさせていただくとは思ってもいませんでした。
当日はとても緊張しておりましたが、生徒の皆さんが非常に協力的で、スムーズに進めることができました。
日々の業務では決して味わえない貴重な経験が得られ、個々のスキルアップにも繋がったと感じています。
引き続き、セッション3、4とありますが、事前準備と当日の緊張を楽しんでいきたいと思います。
今後のスケジュール
今治明徳中学校での古紙回収活動 | 4月20日~7月20日 |
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三浦工業での紙リサイクルの様子の見学会 | 8月上旬(予定) |
成果発表会およびアップサイクル製品の寄贈 | 9月中旬(予定) |