成果発表会および
アップサイクル製品の寄贈

2022年9月21日(水曜日)今治明徳中学校にて、同年4月19日にスタートした「紙ンバックプロジェクト」の締めくくりとして、同校の全校生徒が回収した古紙で作成したオリジナルデザインの計画帳「あゆみ」を寄贈し、2022年度の「紙ンバックプロジェクト」を無事終了しました。

4月から回収した古紙は、約3ヵ月でおよそ5,000枚が集まりました。また、古紙を活用したアップサイクル品は、第一印刷、三浦工業が協力し、同校の生徒会が中心となり、意見を出し合い計画帳「あゆみ」のデザインを行いました。 計画帳「あゆみ」の表紙には生徒の自書を採用し、中面の項目には、ウィズコロナに対応した体温欄や、宿題をチェックする欄など、生徒自身が使いやすいデザインとなりました。


セッション4では、見学に参加した生徒が2班に分かれて、本プロジェクトの成果報告を行い、2年生・3年生もオンラインにて視聴を行いました。その後、今治.夢スポーツ、三浦工業、第一印刷より、生徒たちへオリジナルデザインの計画帳「あゆみ」と「メッセージカード」が送られました。 この「メッセージカード」は、生徒一人ひとりが自由に未来の自分に向けたメッセージを書き込み、2030年SDGsゴールの年に再び一人ひとりに届くことになっています。

私たちは、今回の異業種活動を通じて、プロジェクト参加者全員に“誰一人取り残さない”社会の実現に向けた持続可能な開発目標「SDGs」への理解浸透や、環境問題への興味関心をもっていただくと共に、紙のリサイクル体験を通して、資源の循環や3R(Reduce , Reuse , Recycle)を身近に感じ、自分事として積極的に取り組んでいただくことを目的としています。

第一弾を終えて・・・ 初めての取組みで、私たち障がい者メンバーが何処まで出来るか不安いっぱいでしたが、終わってみれば「ホッと」した感と「達成感」がありました。

本プロジェクトは、普段の業務とはかけ離れた内容の連続でした。生徒さんへの出前授業や会社紹介など、各役割をこなす事で必死でしたが、色々と学べる事が沢山あり、自己成長がする事ができました。
また、ワークショップなどでは生徒さんの自由な発想は、大人では考えつかないような面白いアイデアが満載で驚かされました。今回の経験がSDGsを自分事として考えるきっかけになってもらえれば嬉しいです。

最後に、紙ンバックプロジェクト第一弾に関わってくださった皆さん大変お世話になりました。
とても良い、経験が出来た事に感謝の気持ちしかありません。

ありがとうございました。

これからも第二弾・三弾と活動を進めていきます。